平成30年度全日本大学対抗テニス王座決定試合 試合結果
平成30年10月10日(水曜日)から10月15日(月曜日)にかけて、松山市・愛媛県総合運動公園テニスコートにて「平成30年度全日本大学対抗テニス王座決定試合(大学王座)」が開催され、本学テニス部は男子部が17年連続で、女子部が4年ぶりに、中国四国地区代表として出場しました。
この大会は、地域リーグを勝ち抜いた男女各10校が出場し、男子はダブルス3ポイント、シングルス6ポイントの計9ポイント、女子はダブルス2ポイント、シングルス3ポイントの計5ポイントで団体戦を行い、日本一を競い合います。
本学男子部は1回戦で信州大学(北信越地区代表)と対戦し、9試合中4試合がフルセットの接戦となりましたが、主将の平田龍一選手(経済学部4年)を中心に、ダブルスを2対1とリードして優位に立ち、シングルスも5対1とし、合計7対2で勝利を収め、3年連続でベスト8進出を果たしました。2回戦では、第1シードの早稲田大学(関東地区第一代表)と対戦し、13年連続優勝中の強豪相手に怯むことなく戦いましたが、0対9で敗れベスト4進出はなりませんでした。
本学女子部の1回戦は、出場した3大会連続で北海道大学(北海道地区代表)との対戦となりました。北海道大学との過去の対戦成績は1勝1敗(ポイントはいずれも3対2)であり、戦前から接戦が予想されました。ダブルスは1対1となり、拮抗したままシングルスに突入。決着はシングルスNo.3に登場した主将:武田真紀選手(経営学部4年)の結果に託されました。6-3・6(5)-7で迎えた最終セットも、両者相譲らぬまま6-6となり、タイブレイクに突入しましたが、これを7-4と制し、5年ぶりのベスト8進出を勝ち取りました。2回戦では、第1シードの早稲田大学(関東地区第一代表)と対戦し、0対5で敗れ上位進出はなりませんでした。
なお、今大会は、例年の開催会場であった東京都:有明テニスの森公園が東京オリンピックに向けた改修工事のため、60数年ぶりに松山市で開催されました。地元開催という記念の年に、男女揃って出場し、かつベスト8へ進出できたことを非常に嬉しく思います。
<試合結果>
■男子
10月12日(金) 1回戦
松山大学 7-2 信州大学(北信越地区)
D1 ●濱永虎之介①/武田大輝① 2-6 6-7(2) ○大岩悠樹③/渥美拓海③ D2 ○平田龍一④/三好悦史② 6-1 6-0 ●土屋俊介③/金子歩夢① D3 ○熊木隆④/相原克哉② 6-1 5-7 6-2 ●千村直④/川野辺碧① S1 ○平田龍一④ 6-1 6-2 ●渥美拓海③ S2 ○相原克哉② 6-2 6-3 ●土屋俊介③ S3 ○平野孔基③ 7-5 6-2 ●大岩悠樹③ S4 ○熊木隆④ 3-6 6-0 6-3 ●金子歩夢① S5 ○橘高凱④ 1-6 6-4 6-2 ●川野辺碧① S6 ●鈴木晟士③ 1-6 6-4 3-6 ○千村直④
10月13日(土) 2回戦
松山大学 0-9 早稲田大学(関東地区第1)
D1 ●武田大輝①/濱永虎之介① 2-6 0-6 ○坂井勇仁④/田中優之介② D2 ●平田龍一④/三好悦史② 5-7 0-6 ○齋藤聖真④/小林雅哉③ D3 ●熊木隆④/相原克哉② 2-6 1-6 ○島袋将③/木元風哉② S1 ●平田龍一④ 3-6 4-6 ○島袋将③ S2 ●相原克哉② 0-6 0-6 ○古田伊蕗④ S3 ●熊木隆④ 3-6 0-6 ○小林雅哉③ S4 ●平野孔基③ 2-6 0-6 ○田中優之介② S5 ●橘高凱④ 1-6 2-6 ○千頭昇平② S6 ●鈴木晟士③ 0-6 1-6 ○藤井颯大②
■女子
10月12日(金) 1回戦
松山大学 3-2 北海道大学(北海道地区)
D1 ○門屋沙織④/竹田彩月① 6-4 6-1 ●土洞春菜②/伊藤のどか② D2 ●武田真紀④/西山菜々③ 3-6 6-7(5) ○岡本渚④/畠山紗衣① S1 ●本田ひなの① 2-6 2-6 ○畠山紗衣① S2 ○門屋沙織④ 6-1 6-2 ●岡本渚④ S3 ○武田真紀④ 6-3 6-7(5) 7-6(4) ●伊藤のどか②
10月13日(土) 2回戦
松山大学 0-5 早稲田大学(関東地区第1)
D1 ●武田真紀④/門屋沙織④ 0-6 0-6 ○上唯希④/大矢希④ D2 ●西山菜々③/竹田彩月① 0-6 1-6 ○清水映里②/下地奈緒② S1 ●門屋沙織④ 0-6 0-6 ○清水映里② S2 ●武田真紀④ 0-6 0-6 ○大矢希④ S3 ●本田ひなの① 0-6 0-6 ○大河真由③
全大会記録はこちらから(全日本学生テニス連盟公式サイトより)
10月10日(水)開会式
4年ぶりに男女アベックで出場しました
選手宣誓を本学主将の平田選手と武田選手が行いました
10月12日(金)1回戦の様子
男子 対 信州大学戦
雨の為、1日延びての対戦となりました
D1 濱永(右)・武田の1年生ペア
夏の大会で優勝しD1に抜擢された二人 善戦しましたが惜しくも敗れます
D2 平田(右)・三好
6−1,6−0と圧倒し、チームに勢いをつけました
D3 熊木(右)・相原
セカンドセットをものにできず、苦戦を強いられましたが
何とか勝利し、2−1とリードでシングルスにつなぎました
S6 鈴木
確かに相手は強かった 奮闘及ばず!
S5 橘高
変化自在のシコラー(自称)は最後に 花を咲かせました この1勝が大きかった
S4 熊木
ダブルスに続き、シングルスでもファイナルを制しました
S3 平野
地区予選大会から大活躍の平野!北信越チャンピオンに勝利!
S2 相原
着実にポイントを積み重ね、勝利をものにしました
S1 平田
エース対決でも力の差を見せ、危なげなく勝利!
7-2で勝利し3年連続でベスト8進出を果たしました。
会場にはテレビ局や新聞社も取材にこられ、地元開催の注目度の高さを伺わせました。
女子 対 北海道大学戦
今まで1勝1敗の相手 円陣で気合を入れます
D1 門屋(左)・竹田
まず1勝!落ち着いてしっかりと力を出し切りました
D2 武田(左)・西山
序盤から両者譲らず大接戦となりましたが惜敗 ダブルスを1-1と折り返します
S2 門屋
絶対に欲しい1本 確実にものにしてくれました
S1 本田
思い切りの良いプレーで攻めますが、相手の固いプレーを前にミスが続いてしまいました
S3 武田
対戦スコアが2-2となり、自身のスコアもファイナル タイブレークという
最強のプレッシャーの中、キャプテンが意地をみせ勝利を掴みました
3-2で勝利 応援する方も、口から心臓が飛び出そうな内容でした。
4年ぶりの出場で、全国大会ベスト8進出を果たしました
10月13日(土)2回戦の様子
男子 対 早稲田大学戦
3年連続で第一シードの早稲田大学との対戦です。地元の声援を受けて戦います。
ダブルスは前日と同じオーダーで挑みました
D2 平田・三好ペアはファーストセットを5-5まで追い込みました。
主将の平田は最後まで勝ちにいく姿勢を崩さず全力で戦い抜きました
結果は0-9と完敗でした。しかし、毎年少しずつですが競れる試合が増えています。
10月13日(土)2回戦の様子
女子 対 早稲田大学戦
早稲田大学と力いっぱい戦いましたが…
つけ入るスキを与えてくれず、0-5で敗退。
男女ともにベスト8で今大会を終えました。
これまで応援していただいた保護者、OB、地元の皆さん、ありがとうございました。
4年生は今大会をもって引退となります。1年生の時から主力としてチームに多大な貢献をしてくれました。これからは卒業に向けて充実した毎日を過ごしてほしいです。本当にお疲れ様でした。
後輩たちは、本大会で得た経験を力に変えて、来年もアベックでこの舞台に戻ってこれるよう努力していきましょう。
※写真は平田様に提供していただきました。